沖縄のドリフトダイビングは怖いですか?

沖縄のドリフトダイビングは
怖いですか?

最初に結論を書いておくと、しっかりスキルの身についている人、ダイビングに慣れている人にとっては特にドリフトダイビングが怖いという感覚はありません。むしろ「ドリフトで潜る=普通のこと」とう感覚です。逆に、まだ初心者の人、経験が浅くこれから始めてドリフトダイビングにチャレンジする人にとっては、少し怖いという感覚があるかもしれません。また、誰でも海に入る前は「怖い」という感覚ではなく、「緊張する」といった感覚はあるものです。

慶良間 下曽根でのドリフトダイビングの様子

粟国島でのドリフトダイビングでナポレオンフィッシュを撮影するダイバー

粟国島でのドリフトダイビングでギンガメアジのトルネードとダイバー

チービシでのドリフトダイビングでギンガメアジとダイバー

ドリフトダイビングが怖いと思わないために

怖いと思うドリフトダイビングをしないためにも、ガイドやショップをしっかり選ぶことも大切です。あまりにも身の丈に合っていないドリフトダイビングをすると、怖いころかダイビングが嫌いになってしまいます。また、エア切れになるまで泳ぎ続けるなどといったダイビングはしないようにしましょう。そうならないためには、ガイドやショップをしっかり選びたいところです。

沖縄でのドリフトダイビングはゴールドへ!

当店が開催している那覇発のドリフトダイビングでは、ほとんどのポイントはしっかりスキルが身についていれば楽しんで潜ることができます。スキル不足であまり泳げない方はまず練習と経験を積むことから始めるといいでしょう。ドリフトダイビングでは、難しいポイントから優しめポイントまで様々なポイントがあります。大切なのは現在の自分のスキルでも潜れるようなドリフトポイントで潜ることです。

逆に、世間一般的に難しいといわれるドリフトポイントは、急潜降が必要、激流なポイントです。「エントリーしてすぐに水深何mまで降りて根に掴まってください」といったようなポイントは激流なことが多く、潜降に時間がかかると失敗します。

ドリフトダイビングで大切なこと

ドリフトダイビングで最も大切なことは、ガイドの指示を守ることです。ほとんどの場合、ガイドの指示をしっかり守れば安全にドリフトダイビングで潜ったり、大物、群れなどを狙った本格的なダイビングを楽しむことができます。例えば「ガイドより前に出ないこと」「一人だけ別のポジションに行かないこと」「突っ込まないこと」「魚について行かないこと」などです。そのうえで、これからドリフトダイビングにチャレンジしたい方は以下のスキルを徹底して習得するようにします。

Point
01

適正ウエイトの把握

適正ウエイトを把握することで、無駄な抵抗を減らして快適に潜ることができます。ウエイトをつけ過ぎると、下に沈もうとする力が働きます。それに対して前に進もうとフィンキックをして泳ぐので疲れます。そいったことから適正ウエイトの把握はとても大事です。

Point
02

スムーズなフリー潜降

ドリフトでは流されながら潜降しますが、スムーズに潜降できないと予定している潜降ポイントに着地出来ずチーム全体に影響してしまいます。そのため、スムーズなフリー潜降はとても重要なスキルです。

Point
03

泳ぎ方・中性浮力

上手な泳ぎ方を習得することによって、極力疲れることなく潜れるようになります。特に初心者の方は大半がオーバーウエイトなので、余計なウエイトを減らし、上手なフィンキックができるようになれば水中をスイスイ進むことができます。

Point
04

フリー浮上・安全停止

ドリフトダイビングでは、毎回フリー浮上から中層で安全停止をしてエキジットします。そのため、何にも掴まらず中層でとまって安全停止できるスキルは必須です。

沖縄のドリフトスタイル

沖縄那覇発で開催しているドリフトダイビングのスタイルとしては、エントリーからエキジットまで流されて終わりというわけではなく、要所要所でとまって魚を見たり、潮があっても根回りで魚を探したりして潜ります。その方が狙っている魚を見れる確率が上がるからです。エントリーしてから流されるだけだと10分も潜らずにダイビングが終わってしまいます。どこのポイントも永遠に流せるわけではなく、ある程度ゴール地点まで来たらフロートを上げてエキジットします。また、ポイントによっては「沖出し」といって船が安全にダイバーを拾えるエリアまで泳いで出てから上がります。そのため、ある程度の泳力も必要です。

沖縄本島 那覇発の
ドリフトダイビング

沖縄のダイビングと水温

沖縄のダイビングで、水温は概ね次のとおりです。スーツは人にもよるので参考としてお考えください。沖縄の冬はけっこう寒いので、冬はドライスーツを着てるガイドも多いです。当店のオーナーはけっこう寒がりなので、正月~ゴールデンウィーク明けくらいまではドライスーツで潜ってます。

時期水温スーツ
1月~4月21℃~22℃ロクハンとインナー、ドライ
5月23℃~26℃ロクハン、5mmとインナー
6月25℃~28℃5mm、ロクハン
7月~8月27℃~29℃3mm~5mm
9月~10月27~28℃3mm~5mm
11月26℃3mm~5mm
12月24~25℃5mm、ロクハン

一日の流れ

一日のサンプルスケジュールは以下のとおりです。前日までに朝の送迎時間を連絡します。当日はお知らせした送迎時間の5分前にはホテルの前でお待ちください。

6:20~6:40ホテルにお迎え
7:30出港
8:30ダイビング開始 3本
14:30~15:30ホテルに送迎、解散

持ち物・確認事項など

  • お持ちの器材
  • シグナルフロート、ライト、ダイブコンピューターは必須。持ってなければ買ってからお越しください。当店でも販売可能です。
  • マイ器材の場合、きちんと整備されたものをお持ちください。お客様の器材トラブルによる事故等は一切責任を負いません。
  • 経験本数は問いません。
  • 使い慣れたフィン、バラクーダフィン、カマスフィンなど推進力のあるフルフットフィンのご使用を推奨します。ドリフトはストラップフィン禁止です。
  • 経験が少なくてもドリフトダイビングが上達したい方は歓迎します。
  • ドリフトダイビングはギャンブル要素の高いポイントで潜るため、ハズレたら特に何も見ずにエキジットする場合があります。
  • 海況が悪い場合、船が欠航またはポイントを選びながら潜ります。

お申込み

シーズン中は満席となる場合があるので、お早めのご予約をお願いします。また、日程、詳細についてはお問い合わせください。